WordPressには数多くのプラグインが存在しますが、SEO対策の機能的にかなり重要な役割を果たす「必須プラグイン」とも言えるものが、いくつか有ります。
その中でもWordPressを導入した時点で、最初に優先してインストールを行いたいのが、このSEO対策全体の最適化を可能にしてくれる「All in One SEO Pack」です。
その理由は、プラグイン名にも由来していますが、SEO的な機能を全て統合してワンパッケージに収録しているからです。
内容は上記の「目次」にもありますが、本来の目的であるWebサイトのアクセスアップをして集客を成功させる為の設定項目が、「All in One SEO Pack」の順番通りに解説してあります。
タイトルを見ながら順に設定をして頂ければ、簡単で分かりやすいと思います。
「All in One SEO Pack」は私も当時から実際に、初期段階で導入しているプラグインですので、導入当時の疑問や重要ポイントも含めて理解しやすくお伝えする為に、内容の補足説明を入れながら解説していますので、安心して読み進めて頂ければと思います。
この記事の目次
- 1 『All in One SEO Pack』初期設定方法と使い方
- 2 パフォーマンス設定
- 3 XMLサイトマップの設定
- 4 ソーシャルメディアの設定
- 5 『All in One SEO Pack』初期設定方法と使い方についての感想とまとめ
『All in One SEO Pack』初期設定方法と使い方
「All in One SEO Pack」のインストール方法
◆まずは、プラグインである「All in One SEO Pack」を、ワードプレスの管理サイドメニューより、WordPress.ORG公式サイトから、ダウンロードしてインストールを行います。
尚、インストール方法に関しては「WordPressプラグインのインストール方法~WordPressの基礎編」の手順を参考にして下さい。
「All in One SEO Pack」設定画面の起動方法
◆インストール後にプラグインを有効化すると、サイド管理メニューに「All in One SEO Pack」という項目が追加されます。
「All in One SEO Pack」の一般設定方法
◆Wordpress ダッシュボードの管理サイドメニューから、「All in One SEO Pack」のタブを選択します。
もしくは、「All in One SEO Pack」>「一般設定」を選択すると、以下の画面が表示されます。
●一番上の「メーリングリストに登録」には、特にメールアドレスを入力する必要はありません。
英文の説明内容は、39$で「SEOヒント電子書籍5」のコピーがメールで受信できる。
という事が書いてあります。
※SEO自体に必要な部分は、手順の中で解説する「赤で囲った箇所」がほとんどですので、順番にチェックを入れて設定して行きましょう。
カノニカルURL ⇒ チェックを入れます。
カノニカル(Canonical)とは、「正典、標準的な、正規の」という意味で、今回設定を行うURL(ページアドレス)が、検索エンジンにオリジナルページである事を、判断してもらう為にチェックを入れます。
Set Protocol Canonical URLs ⇒ ご自分のサイトアドレスが「HTTP」又は「HTTPS」によって、どちらかにチェックを入れますが、「自動」でも特に問題はありません。
元のタイトルを利用 ⇒ デフォルト設定では「利用停止」(無効)になっています。
※使用するテーマプラグイン等でタイトルを、別で入力して設定を行う場合は、「有効」にチェックを入れます。
Schema.org マークアップを使用 ⇒ Google、Yahoo!、Microsoft などの検索エンジンが、Web改善に行っている取組みの事ですので、チェックを入れておきましょう。
ホームページ設定
ホームページタイトル ⇒ サイトトップ・ページの「タイトル」を入力します。
ホームディスクリプション ⇒ ホームページの概要を入力します。
代わりに固定フロントページを利用する ⇒ 「ホームページタイトル」と「ホームディスクリプション」の代わりに、固定フロントページを利用するかという意味ですので、ここは「利用停止」にチェックを入れて、「All in One SEO Pack」で入力した内容が利用出来るようにしておきましょう。
タイトル設定
タイトルを書き換える ⇒ 現在、検索エンジンの検索結果で表示されるタイトルは、Googleサイドで自動で表示するようになっていますので、「利用停止」にチェックを入れておきましょう。
タグと検索タイトルを大文字にする ⇒ 「タグ」と「検索タイトル」が英文字の場合のみ大文字にしますので、日本語を使用の場合はどちらでも構いません。
カテゴリータイトルを大文字にする ⇒ 「カテゴリータイトル」が英文字の場合のみ大文字にしますので、日本語を使用の場合はどちらでも構いません。
カスタム投稿設定
カスタム投稿用のSEO ⇒ 「有効」にチェックを入れます。
SEO only these post types ⇒ チェックを入れた項目のみSEO(検索エンジンの最適化)を行います。
「投稿」(記事)と「固定ページ」の2か所にチェックを入れましょう。
詳細設定を有効化 ⇒ 「有効」にチェックを入れます。
表示設定
●「表示設定」の名前の通り、それぞれの位置に表示する場合にチェックを入れます。
特に問題が無ければ、画像の通りにチェックを入れておきましょう。
カスタム投稿ラベルタイプの列ラベルを表示 ⇒ 「投稿」(記事)と「固定ページ」を列ラベルに表示します。
※表示を行うと「投稿」又は「固定ページ」の列ラベルより、タイトルとディスクリプション(概要)の内容を、個別に編集して指定する事が出来ます。(下記画像の赤で囲った部分)
管理バーにメニューを表示 ⇒ サイドの管理バーに、メニューを表示します。
SEO自体に影響する項目では無いので、お好みで設定を行えば構いません。
上部メニューを表示 ⇒ 上部の管理バーに、メニューを表示します。
サイドメニューと同じ機能のメニューが、上部メニューに「SEO」という文字で追加されるだけですので、特に重複してチェックを入れる必要は無いですが、お好みで設定を行えば構いません。
ウェブマスター認証
◆次は、「ウェブマスター認証」のコードを2箇所入力していくのですが、
まずは入力する為の前提条件として必要な、必須項目から順番に解説を行っていきます。
Googleアカウントの作成方法
●「Googleアカウント」をお持ちでない方は、
まずは、こちら「googleアカウントの作成」より新規登録を行って下さい。
※アカウントを取得するまでの処理は以下の通りになります。
1 Googleアカウント作成ページにアクセス
2 登録に必要な情報を入力後に「次のステップ」をクリック
●「名前(性・名)」 ⇒ 名前を「性」「名」の順に、「日本語」又は「英語」で入力を行います。
●「ユーザー名を選択」(現在のメールアドレス) ⇒ 現在使用している「Gmail」アドレスのユーザー名を、半角の英数字(その他「.」(ドット)のみ使用可能。)で入力します。
尚、入力を行う際は、「@gmail.com」より前の部分を入力して下さい。
※既に他の人が使用している「ユーザー名」は、利用できませんので注意してください。
●「パスワードを作成」 ⇒ 任意のお好みの「パスワード」を入力する事ができます。
●「パスワードを再入力」 ⇒ 先ほど入力した「パスワード」を再入力して下さい。
●「生年月日」 ⇒ あなたの生年月日を「年」「月」「日」の順に入力して下さい。
●「性別」 ⇒ あなたの「性別」を、プルダウンメニューから選択して下さい。
●「携帯電話」 ⇒ あなたの「携帯電話の番号」を、日本の国番号である「+81」を消さずに入力して下さい。(例:+8109012345678)
●「現在のメールアドレス」 ⇒ 「現在のメールアドレス」を入力して下さい。
今現在の時点で、ご自分が受信可能なメールアドレスを、「固定メール」又は「フリーメール」又は「携帯メール」の中から1つ選択して入力して下さい。
●「デフォルトのホームページ」 ⇒ 「google をデフォルトのホームページに設定」する場合に、チェックボックスにチェックを入れます。
●「国/地域」 ⇒ あなたの「国/地域」を入力します。
上記全ての項目の入力が完了したら「次のステップ」をクリックして下さい。
3 Google+プロフィール作成の確認
ここでは、ご自分が使用したいプロフィール写真に、「写真を追加」をクリックして登録する事ができます。
「写真を追加」する場合は画面の作業手順に従い、使用したい「写真をアップロード」して下さい。
尚、プロフィール情報はいつでも変更できます。
4 Googleアカウントの登録完了
以上で、「Googleアカウント」の作成及び登録が完了します。
Google Serarch Console (ウェブマスターツール)への登録方法
注:Google は、2015年5月20日に Google ウェブマスターツールの名称を「Google Search Console(グーグル サーチ コンソール)」に変更しています。
●Google Search Console (ウェブマスター・ツール)へ以下の手順で登録を行います。
1 お使いのブラウザを「Googleアカウント」でログインした状態で、
最初に「Googleウェブマスター」(Serarch Console)にアクセスします。
2 先程と同じように必要情報を入力して、画面の指示に従って「登録」を完了して下さい。
⇒ 登録をしたら、Search Console(ウェブマスター・ツール)へのログインが完了します。
3 次に、ご自分のサイトアドレスを登録する為に、「Google Serch Console」画面右上の「プロパティを追加」をクリックします。
4 次に「プロパティを追加」と表示されたウィンドウに、ご自分のサイトアドレスを入力して、「追加」をクリックします。
5 「おすすめの方法」と「別の方法」という2つのタブが表示されますので、「別の方法」を選択すると、以下のタグが表示されます。
そして、タグの「content=」の後に表示されたコードを、一度テキスト(*.txt)ファイル等にご自分でコピーして保存をして下さい。
(※後で、SEOパックの Google ウェブマスター認証に貼り付けますので、記録したファイル自体もバックアップとして残しておく事をお勧めいたします。)
尚、認証コードは英数字のみで、引用符「”」は含みませんので注意して下さい。
それと一応念の為に、「登録したウェブマスター・ツール(Serarch Console)のHTMLタグを再度確認する方法」について、次の項目で説明をしておきます。
登録したウェブマスター・ツール(Serarch Console)のHTMLタグを再度確認する方法
1 お使いのブラウザを「Googleアカウント」でログインした状態で、
「Googleウェブマスター」(Serarch Console)にアクセスします。
2 「ホーム」画面右のプロパティの管理タブを開いて、「ユーザーを追加/削除」を選択します。(※間違えてプロパティを、削除しないようにして下さい。)
3 すると、右上のボタン「新しいユーザーを追加」の左横に、「プロパティ所有者の管理」という文字が表示されるのでクリックして下さい。
4 次の画面の左上に、「現在、サイトの所有者として確認済みです。確認は次の方法で行われました。」と表示されますので、その下の「メタ_タグ」>「詳細」をクリックします。
5 最後に、以下のように「メタタグ」が表示され、ウェブマスター認証コードを再度確認する事が出来ます。
(※認証コードは英数字のみで、引用符「”」は含みませんので注意して下さい。)
Bing Webマスター・ツールセンターへの登録方法
こちらの、Bing Webマスターツールにログインするには、Microsoftアカウントが必要になりますので、お持ちで無い方はまず「Microsoftアカウント」にアクセスして、アカウントを取得しましょう。
尚、本ページ以下記載の「手順2」まで進むと、Microsoft 公式サイトに登録手続きの手順が細かく記載されていますので、そちらの内容に従って設定を行って下さい。
Microsoftアカウントの取得方法
1 「アカウントの新規登録」をクリックして選択します。
2 「普段使用している電子メールアドレス」又は「新しくメールアドレス」を選択して、
Microsoft公式サイトの案内に従って、登録を行って下さい。
●すでに、お持ちの電子メールアドレスを利用する方法(Microsoftアカウント手続き)
●Hotmail(Microsoftアカウント)を作成し、利用する方法。
Bing Webマスター・ツールセンターへの登録
本題の「BingWebマスター・ツールセンター」へ、ログインを行って登録を行っていきます。
1 最初に、Microsoftアカウントでサインインして管理画面を表示させます。
2 「サイトの追加」をクリックします。
3 「私のサイトについて」のURLに、ご自分のサイトアドレスを入力して、追加をクリックします。
そして、サイトマップの追加を行う場合は、WordPressプラグイン「Google XML Sitemaps」をインストールして設定した後に「http://あなたのWEBサイトアドレス/sitemap.xml」と入力を行えばOKです。
尚、「Google XML Sitemaps」の詳しい設定方法と使い方に関しては、「Google XML Sitemapsの設定方法と使い方~WordPressプラグイン」の記事を、参考にして下さい。
4 表示された<meta>タグのコードを、貼付け用にコピーしてテキストファイル等に保存しておきます。
(※認証コードは英数字のみで、両端の引用符「”」は含みませんので注意して下さい。)
●ここまでの作業で、「ウェブマスター認証」のコードが2種類取得できましたので、一度「All in One SEO Pack」の一般設定に、入力して保存しておくと良いでしょう。
登録したBing Webウェブマスター・ツールの<meta>タグを再度確認する方法
Bing(ビング)の場合は、「管理画面」から「自分のサイトの設定」タブを開いて、「所有権の確認」を選択すれば、簡単に確認をする事ができます。
Google Analytics(アナリティクス) の設定とトラッキングIDの取得方法
google一般設定
1 最初に、高度設定オプション(Advanced Option)は特に設定する必要が無いので、画像のように2箇所「利用停止」に、チェックを入れておけば問題はありません。
2 GoogleアナリティクスIDを取得する為に、まずは「Google Analytics」にアクセスして「新規アカウント」の作成を行います。
3 アカウント作成が完了したら、「Google Analitics」画面上部の「管理」を選択した後に開かれた、下部の「プロパティ設定」を選択すると、トラキングIDが記載されているのでコピーしましょう。
こちらも、「テキスト(*.txt)ファイル」等にコピーして保存しておくと良いでしょう。
あとは「All in One SEO Pack」のアナリティクスIDに、コードを貼り付ければOKです。
Noindex設定
Noindexとは
まず「Noindex」とは、サイト内の固定ページや記事の内容を、検索エンジンにインデックス(Index)させない為に使用する設定の事です。
本来SEO対策の項目を設定する目的は、サイト内の情報をクローラーに対して正確に収集してもらい、ランキング順位を優位に認識して表示する為に行われるのですが、収集を行っても「インデックス」は行わないで下さい、という設定が「Noindex設定」です。
具体的には「お問合せフォーム」等、あえて検索エンジンへの登録を必要としない、又はインデックスして欲しくないページに対して設定を行います。
●「Noindex設定」は特に悩むことなく、画像の通りに設定していけば問題はありません。
Default to NOINDEX ⇒ 「コンタクトフォーム」にチェックを入れます。
(※コンタクトフォーム=お問合せフォームの事。)
日付別アーカイブにnoindexを使用 ⇒ チェックを入れます。
投稿者アーカイブにnoindexを使用 ⇒ チェックを入れます。
タグをnoindexにする ⇒ チェックを入れます。
検索ページにnoindexを使用 ⇒ チェックを入れます。
404ページにnoindexを使用 ⇒ チェックを入れます。
(※404ページとは、リンク切れなのでページが存在しない場合に表示されるページの事。)
use noindex for paginated pages/posts ⇒ チェックを入れます。
詳細設定
●詳細設定はデフォルトのまま、以下の「ディスクプションを自動生成」のみにチェックを入れておけばOKです。
⇒ ディスクリプション、つまり「概要」がページから自動で抜粋され生成されます。
尚、それ以外にチェックを入れる項目は無いので画像は省略してあります。
キーワード設定
●「キーワード設定」は利用停止にチェックを入れます。
現在のGoogleではキーワード設定を行っても、メタキーワードの指定による検索結果の優位性には使用されません。
以上、「設定を更新」をクリックして保存を行えば、一般設定が完了します。
パフォーマンス設定
●「パフォーマンス設定」は、特に設定を変更する必要はありません。
⇒ デフォルトのままでOKです。
XMLサイトマップの設定
●まずは、管理メニューの「機能管理」から「XMLサイトマップ」の「Active」(有効化)をクリックして、表示が「Deactivate」になるようにします。
(※有効化されている時には、「Deactivate」(無効化)の表示となります。)
●「XMLサイトマップ」は、以下の箇所を設定していきましょう。
ファイル名接頭語 ⇒ デフォルトのまま変更せずに「sitemap」と入力しておきます。
※このファイル名は、各Webマスターツールへファイルを送信する時に使用する名前と、同じになりますので、変更をせずにそのままにしておきます。
Googleへ通知 ⇒ チェックを入れます。
Bingへ通知 ⇒ チェックを入れます。
更新を予約 ⇒ 「予約なし」を選択。
投稿タイプ ⇒ 「投稿」「固定ページ」にチェックを入れます。
タクソノミー ⇒ 「カテゴリー」にチェックを入れます。
※タクソノミー(Taxonomy)とはIT用語で、分類の事を意味します。
Link From Virturl Robots.txt ⇒ チェックを入れます。
サイトマップを自動で生成 ⇒ チェックを入れます。
ソーシャルメディアの設定
●先程と同じように、管理メニューの「機能管理」から「ソーシャルメディア」の「Active」(有効化)をクリックして、表示が「Deactivate」になるようにします。
(※有効化されている時には、「Deactivate」(無効化)の表示となります。)
一般設定(SNS)
●ソーシャルメディアは、以下の3か所にチェックを入れておきましょう。
タイトル内のショートコードを実行 ⇒ チェックを入れます。
ディスクリプション内のコードを実行 ⇒ チェックを入れます。
OGディスクリプションを自動生成 ⇒ チェックを入れます。
⇒ 機能的にもかなり便利で、SNSの拡散効果を上げる為にも有効な項目なので、是非チェックを入れておいて下さい。
「OG」とは
※「OG」(又はOGP)とは、「Open Graph Protocol」の略で、ブログの記事がSNSで共有(シェア)された時に、ディスクリプション(概要)を自動で生成して表示させる仕組みの事です。
ホームページ設定(SNS)
●ここでの「ホームページ設定」は、ソーシャルメディア(SNS)でトップページが共有(シェア)された時に表示する、「サイト名」と「ホーム画像」の設定を行います。
AIOSEOのTitleとDescriptionを使用する ⇒ チェックを入れます。
サイト名 ⇒ サイト名を入力します。
ホーム画像 ⇒ 画像を設定する場合は「Upload Image」からファイルを指定して、投稿を行って下さい。(指定したい画像が無い場合は、無しのままでもOKですし、後で設定を行えばOKです。)
画像指定
●ここでの「画像設定」は、ソーシャルメディア(SNS)でトップページが共有(シェア)された時の、「画像」の設定を行います。
Select OG:Image Sauce ⇒ 「Default Image」デフォルトイメージのままでOKです。
画像が見つからない場合はデフォルトを使用 ⇒ チェックを入れます。
デフォルトのOG:Image ⇒ 画像を設定する場合は「Upload Image」からファイルを指定して、投稿を行って下さい。(指定したい画像が無い場合は無しでもOKですし、後で設定を行えばOKです。)
Social Profile Links
●SNSのリンク設定を行います。
Social Profile Links ⇒ SNSのプロフィール・アドレスを枠内に入力します。
(例:Twitterの場合であれば、http://twitter.com/アカウント名)
※SNSが複数ある場合は、改行を行ってSNSのアドレスごとに、枠内に記入して下さい。
Person or Orgarization? ⇒ 「人(個人)」又は、「組織」どちらかを選びます。
関連付けられた名前 ⇒ 名前を入力します。
(例:Twitterの場合であれば、ツイッターのアカウント名)
Facebook設定
●ここでは、Facebook設定を入力していくのですが、アカウントをお持ちで無い方は「Facebook.com」にアクセスして新規登録を行いましょう。
尚、Facebookのアカウントを作成する手順については、「Facebookヘルプセンター」に詳しく記載されていますので、そちらを参考にしてアカウントの作成を、行って頂きたいと思います。
※参考アドレス:へルプセンター>デスクトップのヘルプ>Facebookの利用開始>登録
●Facebookのアカウントを取得したら、「All in One SEO Pack」の「Facebook設定」に入力する為の「管理者ID」と「AppID」を取得する為に、「Facebook.com」マイページにログインした状態で、以下の「プライバシー設定」の確認を行いましょう。
⇒ マイページ右上の「▼」でタブを開き、「設定」をまずは選択。
●次に、画面左上の「プライバシー」を選択して、「Facebook以外の検索エンジンによるプロフィールへのリンクを許可しますか?」が「はい」になっていればOKです。
「はい」になっていない場合は、その右の「編集」から許可を行って「はい」にして下さい。
この時、次の手順に進む為に、上記の「※3」プロフィールをクリックして、最上部のアドレスバーに表示されるご自分のURLを、コピーするか又はメモしておきましょう。
(例:https://www.facebook.com/あなたのアカウント名)
Facebook「管理者ID」の取得方法
●「プライバシー設定」の確認を終えたら、「Find your Facebook ID」にアクセスします。
●さきほど控えた、ご自分のURLを入力して「Find numeric ID」をクリックします。
すると、以下の部分に「管理者ID」が番号で表示されるので、コピーしておきましょう。
Facebook「AppID」(アプリID)の取得方法
●Facebook「ApID」の取得は、「Facebook for developers」にアクセスして行います。
そして、画面の案内に従って「新しいアプリIDを作成」を完了させましょう。
●アプリIDの作成が完了したら、「マイアプリ」からご自分のサイト名をクリックします。
●すると、以下のように「アプリID」が表示されるので、コピーします。
Facebook設定の入力(All in ONE SEO Pack)
●All in ONE SEO Packの「Facebook設定」画面に戻り、取得した「管理ID」と「AppID」(アプリID)を入力して、設定に必要な個所を完成させましょう。
Facebook管理者ID ⇒ 取得した「管理者ID」を入力。
Facebook AppID ⇒ 取得した「AppID」を入力。
Facebookオブジェクトタイプ ⇒ 「ブログ」を選択
記事のタグを自動生成する ⇒ チェックを入れます。
記事のタグにキーワードを使用 ⇒ チェックを入れます。
記事のタグにカテゴリーを使用 ⇒ チェックを入れます。
Use Post Tags In Article Tags ⇒ チェックを入れます。
Enable Facebook Meta for ⇒ 「投稿」と「固定ページ」にチェックを入れます。
Show Facebook Publisher on Articles ⇒ チェックを入れます。
Show Facebook Author on Articles ⇒ FacebookプロフィールのURLを入力。
(例:https://www.facebook.com/あなたのアカウント名)
投稿 オブジェクト型(post) ⇒ 「記事」を選択。
固定ページ オブジェクト型(page) ⇒ 「記事」を選択。
Twitter設定の入力
●Twitterカードの大きさ、アカウント名、投稿者、ドメインURLの設定を入力します。
Twitterカードとは
コンテンツのリンク付きツイートが、タイムラインに投稿された時に、そのリンク先の情報も同時に表示する機能の事。
Twitter設定
デフォルトTwitterカード ⇒ Twitterカードは、大きい画像を表示させた方がSEO効果的にも有利な為、「要約の大きい画像」を選択しておきましょう。
Twitterサイト ⇒ Twitterアカウントを、@を含んで入力します。
(例:@アカウント名)
Twitter投稿者を表示 ⇒ チェックを入れます。
Twitterドメイン ⇒ TwitterのドメインURLを、「http://」を含まずに入力します。
(例:twitter.com/アカウント名)
ソーシャルメタ情報をスキャン
●「ソーシャルメタ情報をスキャン」で「今すぐスキャン」のクリックを行うと、OGP(Open Grapf Protocol)設定が、他のプラグインと競合していないかどうかを、調べる事が出来ます。
以下の画像のように「重複のmetaタグが見つかりませんでした。」と表示されれば、競合していない、という意味になるので、問題は無いという事になります。
最後に「設定を更新」をクリックして、Twitter設定の入力を完了させましょう。
『All in One SEO Pack』初期設定方法と使い方についての感想とまとめ
●今回、「All in One SEO Pack」の初期設定で行った内容は、確かにSEO対策効果を発揮する為の重要な設定である事は間違いないでしょう。
しかし、検索エンジンでのランキングを上位に表示させて、アクセスアップや集客効果を最大限に発揮させるのも、優良な記事内容のコンテンツがあればこそ成り立つ条件である事も、認めなくてはならない事実だと思います。
ソーシャル・メディア(SNS)に関しては、OGP(Open Graph Protocol)等のように拡散に繋がる便利な機能が、OGP以外にも私自身、当然ますます追加されてくると予想していますし、それ以外のYouTube(ユーチューブ)やLine(ライン)等の事に関しても、時代の変化によるSEO技術の進化が、私達の予想範囲を大幅に超えていくかもしれません。
逆に、今出来る事を具体的な言い方をするなら、いかにアンテナを高く広く感度を上げて求められる情報を柔軟に逸早く収集して、そして相手(購読者)にも迅速に分かりやすく伝えるか、という能力自体が私達に問われるのだと思います。
少し、長い感想とまとめになってしまいましたが、最後までお読み頂き有難うございました。