この記事の目次
- 1 「Google XML Sitemaps」の設定方法と使い方【720pHD】YouTube版(コスパルTiMEチャンネル)
- 2 Google XML Sitemapsの設定方法と使い方!WordPressプラグイン
- 2.1 「Google XML Sitemaps」とは
- 2.2 「XML(Extensible Markup Language)」とは
- 2.3 「内部SEO対策」としてのサイトマップ送信
- 2.4 「クローラー(Crauler)」とは
- 2.5 「Google XML Sitemaps」のインストール方法
- 2.6 「Google XML Sitemaps」の設定方法
- 2.7 基本的な設定
- 2.8 追加ページの設定
- 2.9 投稿の優先順位
- 2.10 Sitemapコンテンツ
- 2.11 含めない項目
- 2.12 更新頻度の設定
- 2.13 優先順位の設定
- 2.14 「Google XML Sitemapsの設定方法と使い方!WordPressプラグイン」のまとめ
「Google XML Sitemaps」の設定方法と使い方【720pHD】YouTube版(コスパルTiMEチャンネル)
◆あのYouTube高画質720pHDで、WordPressプラグイン『Google XML Sitemaps』の設定方法と使い方!がついに完成しました◆皆さんに情報を分かりやすく可能な限りお伝えする為に、考え方やアイデアを番組に詰込みました◆使い方以外にも関連知識を色々と語っていますので、ぜひご覧になって下さい!ワードプレスでブログを作る方は必見です!
※「映像と音声」が同時に流れますので、ボリューム音量にご注意ください。
※再生終了後に を押すと「もう一回見る」事が出来ます。
Google XML Sitemapsの設定方法と使い方!WordPressプラグイン
◆WordPressプラグイン「Google XML Sitemaps」の設定方法と使い方について、今回も内容を詳しく解説していきます。
記事全体の概要は、サイトマップの「基礎知識」に始まり、そのあと実際の設定方法と使い方についてお話していきますが、手順通りに設定を順番に行っていけば、難しい設定は無いと思いますので、安心して読み進めて下さい。
尚、プラグイン名にもある「Sitemaps(サイトマップ)」は、SEO的な観点から見ても、かなり重要な位置付けとなる事項のひとつなので、その関連する内容についても、一緒に交えながら解説を行っていきたいと思います。
「Google XML Sitemaps」とは
「Google XML Sitemaps」を使用する最大の目的は、検索エンジンであるGoogleのロボット(クローラー)に対して、自分のWebサイトの構造又は階層を正しく認識させて、スムーズなクローリングを促す為のサイトマップ(sitemap.xml)を、記事の「公開」又は「更新」の頻度に合わせて自動生成し、送信可能な項目の詳細設定を行う事である。
尚、Webサイト上のHTML形式のサイトマップページは、主に訪問者にサイト全体を理解してもらう為に使用しますが、今回の「XMLサイトマップ」は検索エンジンのロボット用の為の設定だという事を、最初に覚えておいて頂きたいと思います。
「XML(Extensible Markup Language)」とは
XML(Extensible Markup Language)とは、拡張された文書(テキスト)やデータ又は構造を記述する為の「マークアップ言語」の事を言います。
そして、マークアップ言語とは文書の一部を「タグ」と呼ばれる特別な文字列で囲う事により、文書の構造(見出しやハイパーリンク)や修飾情報(文字の大きさや組版の状態など)を、文章中に記述していく言語の事を言います。
つまり、サイトマップの送信を行うと、そのマップの内容に従ってロボット(クローラー)が可能な限り巡回を行うので、巡回を開始するまでの時間を意図的に短縮する事が出来ると言うメリットがあります。
「内部SEO対策」としてのサイトマップ送信
●サイトマップの送信を「内部SEO対策」として捉えると、クローラーに巡回を促す事は送信者側にとって非常にメリットのある有効な手段です。
何故なら、いつ巡回するかも分からないクローラーに対して、こちらから意図的にクローラーを呼び込むサイトマップを送信し示すというのは、検索順位自体には直接影響はありませんが、巡回の頻度を上げて素早く掲載される為の施策として、SEOのベース基盤を底上げして最適化する為にも必要な、基本的な事項と言えるからです。
尚、サイトマップ送信は記事の「新規投稿」や「更新」を行った際に、「Search Console」(サーチコンソール)等のウェブマスターツールから、「手動で送信」を行う事が可能です。
従って、クローラーが実際にいつ巡回してくれるかどうかは別として、「新規投稿」をした際には「手動」でサイトマップ送信を行う事を、ぜひお勧めしたいと思います。
それと、ウェブマスターツールの設定等については、『All in One SEO Pack』初期設定方法と使い方~SEO対策に必須のWordPressプラグインの記事に詳しく掲載していますので、そちらを参考にして頂ければと思います。
「クローラー(Crauler)」とは
クローラー(Crauler)とは、Googleなどの検索エンジンがWeb上のファイル(画像や文章など)を、周期的に自動で収集する為のプログラムの事を言います。
尚、IT用語における【クローラー】は別名、「BOT(ボット)」「ロボット」「スパイダー」などとも呼ばれ、蜘蛛(クモ)のような「這う生き物」(=Crauler)が巣を自由に徘徊する動きのイメージに由来して、その名前が使用されたのだと考えられます。
「Google XML Sitemaps」のインストール方法
Google XML Sitemaps のインストール方法に関しては、「WordPressプラグインのインストール方法~WordPressの基礎編」の手順を参考にして下さい。
尚、インストールを行ったら、プラグインを「有効化」してすぐに使用できる状態にしましょう。
「Google XML Sitemaps」の設定方法
●プラグインの「有効化」を行うと、Wordpressの管理サイドメニューの「設定」の中に「XML-Sitemap」の項目が追加されますので、クリックして起動を行うと以下のような画面が最初に開きます。
●それと以下のように、画面の最上部を見ると、現在は設定前なので表示されていないと思いますが、設定終了後にサイトマップ送信を行って「Ping」が無事完了すると、「Pingの結果」という事で「正しく通知されました」と表示されますので、覚えておくと良いでしょう。
尚、Ping(Packet Internet Groper)とは、主にネットワークの疎通を確認する為に使用されるコマンドの事で、指定した相手先(IPアドレス又はホスト名)に文字列を送り、その戻りの有無によってネットワークの接続が確認できるコマンドの事を言います。
基本的な設定
●「基本的な設定」は、以下の画像のようにチェックが入っている事を、順番に確認していきましょう。
Googleにブログの更新を通知 ⇒ チェックを入れます。(デフォルト設定)
Bing(旧名 MSN Liveサーチ)にブログの更新を通知 ⇒ チェックを入れます。(デフォルト設定)
サイトマップのURLを仮想robot.txtファイルに追加 ⇒ チェックを入れます。(デフォルト設定)
※WordPress が生成した仮想 robots.txt ファイルを使用していますので、実際の robots.txt ファイルをブログディレクトリに置かないでください。
メモリの最大値を以下に増加: ⇒ 入力しません。
実行時間制限を以下に増加 ⇒ 入力しません。
Try to automatically compress the sitemap if the requesting client supports it.
(※サイトマップに文字化けしたコンテンツやエンコードエラーが出る場合は、このオプションを無効にします。)
デフォルト設定を使用 ⇒ チェックを入れます。(デフォルト設定)
HTML形式でのサイトマップを含める ⇒ チェックを入れます。(デフォルト設定)
匿名の統計を許可する(個人情報は含まれません) ⇒ チェックをはずしておきます。(デフォルト設定)
追加ページの設定
●「追加ページの設定」は、WordPressブログのURL以外でサイトマップに含めるURLがある場合に「新しいページの追加」を指定する事ができます。
投稿の優先順位
●「投稿の優先順位」は、デフォルトのまま「優先順位を自動的に計算しない」のラジオボタンにチェックが入っていることを確認しましょう。
Sitemapコンテンツ
●「Sitemapコンテンツ」は以下の箇所にチェックを入れていきましょう。
●「WordPress標準コンテンツ」
アーカイブページを含める ⇒ チェックをはずしておきます。
投稿者ページを含める ⇒ チェックをはずしておきます。
●「投稿者タイプ」
カスタム投稿タイプ Meta Slider を含める ⇒ チェックをはずしておきます。
●「詳細なオプション」
※これは非常に推奨であり、検索エンジンがあなたのコンテンツが変更された時間を知る助けになります。このオプションはすべてのサイトマップエントリに影響します。
含めない項目
●「含めない項目」は、あえて除外したい項目が無ければ、デフォルトのままで良いでしょう。
含めないカテゴリー ⇒ 除外したいカテゴリーがある場合のみチェックを入れます。
投稿(個別記事)を含めない ⇒ 含めない個別記事のIDが複数ある場合は「,」カンマで区切って入力します。
※記事IDの調べ方は、WordPressのサイドメニュー「投稿一覧」から、個別記事タイトルにカーソルを合わせると、画面最下部にURLが表示されるようになっています。
そして、下記サンプルのようにpost(記事)= 数字の部分(=記事ID)に書かれた数字のみを控えて入力すれば、設定を行う事ができます。
更新頻度の設定
●ここでは「更新頻度の設定(changefreq)」を行っていくのですが、まずは「メモ:」の部分に書いてある内容を読んで頂きたいと思います。
「このタグの値は絶対的な命令ではなくヒントとみなされます。検索エンジンのクローラはこの設定を考慮に入れますが、”1時間おき” の設定にしてもその頻度でクロールしないかもしれないし、”年に1度” の設定にしても、より頻繁にクロールされるかもしれません。また “更新なし” に設定されたページも、予想外の変更に対応するため、おそらく定期的にクロールが行われるでしょう。 」と、長々と書いてあるのですが。。
つまり、検索エンジンのクローラに対して「参考程度に設定を行う」という事を踏まえた上で、内容を選択していきます。
さて、画像の通りに設定を行っても特に問題は無いのですが、ここはひとつ選択する「基準の考え方」について、お話させて頂こうと思います。
1 まず、期間サイクルを設定する前提として、Webサイトの管理人本人がどの程度の頻度でサイト更新を行うかで、設定する内容は変わってくると思います。
2 新規記事投稿を頻繁に行う場合には、「ホームページ」「投稿」「固定ページ」の部分に、画像のように「毎日」の設定を行えば問題は無いですし、逆にそれほど新規投稿を行わないのであれば、「投稿」部分を「毎週」に設定しても構わないと思います。(※冒頭で述べた通り、あくまで参考程度です。)
3 「カテゴリー別」の部分は、新しいカテゴリーを頻繁に追加等しない限り「毎週」あたりに設定をしても良いですが、これから新たにブログを作ろうという方は、「毎週」又は「毎日」どちらに設定しておいても構わないと思います。
4 「今月のアーカイブ」は画像横の補足説明にあるように、(たいていはホームページと同じでしょう。)⇒ ホームページが「毎日」であれば、今月のアーカイブも「毎日」で良い。
5 「古いアーカイブ」 ⇒ こちらも補足説明にあるように、古い投稿を編集した時にのみ変更されます。(※私の場合は実際に「古い投稿を編集」する事も多い為、「毎日」を選択しています。)
6 「タグページ」と「投稿者ページ」 ⇒ ここは、コンテンツとして記事が一番重要だという事を考えると、「毎日」に設定をする必要は無いかもしれません。
※以上、主観的な意見をいくつか述べさせて頂きましたが、設定は後でいつでも変更可能な箇所なので、初期設定では思い通りに行って頂いて、「ブログの成長に合わせて都度変更していけば良い」と思います。
優先順位の設定
●ここでは、さきほどの「更新頻度の設定」に加えて、各項目の検索エンジンに対する「優先順位の設定(priority)」を行う事が出来ます。
数値は、「1.0」が最大で「0」まで選択する事が可能ですが、ここで設定する数値はお互いに相対的に処理される為、全て「1.0」で設定を行ったとしても検索エンジン側から見れば全て「同等」と解釈されます。
つまり、「1.0」=最優先という意味ではありません。それぞれの値同士が相対的に比較され、優先順位の度合いが判断され決まります。
尚、実際の数値選択も「更新頻度の設定」の考え方と基本は同じなので、画像を参考に設定して頂けたらと思います。
●最後に「設定を更新」をクリックして、作業は全て完了です。
「Google XML Sitemapsの設定方法と使い方!WordPressプラグイン」のまとめ
◆記事の冒頭でも申し上げましたが、内部SEO対策として「サイトマップ」の位置付けは、インデックス速度を上げる為にも、かなり重要な事項のひとつですので、内容を十分理解してWebサイト構築に役立てて頂ければと思います。
※尚、引き続き、『All in One SEO Pack』初期設定方法と使い方~SEO対策に必須のWordPressプラグインの設定をされる方は、こちらの記事を参照して下さい。