この記事の目次
- 1 『WordPress Popular Posts』人気記事を表示する設定方法と使い方!WordPressプラグイン
- 1.1 「WordPress Popular Posts」のインストール
- 1.2 WordPressプラグイン「WordPress Popular Posts」を日本語化する方法
- 1.3 「WordPress Popular Posts」設定画面の起動方法
- 1.4 「WordPress Popular Posts」統計の設定
- 1.5 「WordPress Popular Posts」ツールの設定
- 1.6 「パラメーター」の設定
- 1.7 「WordPress Popular Posts」このプラグインについて
- 1.8 「WordPress Popular Posts」ウィジェットの設置方法
- 1.9 「WordPress Popular Posts」ウィジェットの設置方法(投稿の設定)
- 1.10 『WordPress Popular Posts』人気記事を表示する設定方法と使い方!WordPress プラグインまとめ
『WordPress Popular Posts』人気記事を表示する設定方法と使い方!WordPressプラグイン
◆今回は、WordPress のブログに、人気記事のランキングを自動で表示してくれるワードプレス・プラグイン『WordPress Popular Posts』について、解説をしていきます。
『WordPress Popular Posts』の概要は、ブログへのサイトアクセスを自動集計して、24時間、1週間、1カ月毎の人気記事を、サイドウィジェットやフッターなどに、サムネイル付きで表示してくれるプラグインです。
そして、この『WordPress Popular Posts』を導入して、人気記事のランキングをブログに設置する事により、サイトに訪れた訪問者に対して、このサイトではどの記事が実際にお勧めなのか、という事が分かるようになります。
それと、訪問者だけではなくサイト運営側にとっても、サイト内のページを巡回してもらう為の入口が複数出来ますので、ウィジェットなどから直接そのページへ誘導して、観覧数を増やせるというメリットがあります。
その他にも、『WordPress Popular Posts』設置による、サイト全体の雰囲気とゼザイン性が、かなり変わりますので、サイトのアクセスアップの為にも、ぜひ導入して頂きたい WordPress プラグインのひとつです。
尚、今回は『WordPress Popular Posts』のインストール後に、プラグイン『WordPress Popular Posts』自体の「日本語化」を行って、それから各設定について解説をしていきます。
「WordPress Popular Posts」のインストール
『WordPress Popular Posts』のインストールについては、「WordPress プラグインのインストール方法~WordPress の基礎編」の手順を参考にして下さい。
尚、インストールを行ったら、プラグインを「有効化」してすぐに使用できる状態にしましょう。
WordPressプラグイン「WordPress Popular Posts」を日本語化する方法
●今回は、こちらのサイト、「パソコン生活サポート Personal」で配布をされている「日本語化ファイル」を使用して、「WordPress Popular Posts」の日本語化を行います。
1 最初に、「パソコン生活サポート Personal」にアクセスを行うと、トップページの左側に、カテゴリーの一覧があります。
2 「カテゴリー」一覧の中から「プラグイン日本語」の所をクリックすると、各プラグイン日本語化ファイルの一覧が出てきますので、その中から「WordPress Download Manager 日本語翻訳ファイル」の書かれた部分を、再度クリックを行って最新版の日本語翻訳ファイルを、ダウンロードしてきます。
3 ダウンロードしたファイルは、ZIP形式ですので、まずは解凍を行ってください。
4 ファイルをお使いのサーバーへ、FTPアップロードを行います。
●送信するファイルはwordpress-popular-posts-ja.MOと、wordpress-popular-posts-ja.POの2つです。
●転送先は、WordPressのインストールを行った、以下のディレクトリ(フォルダ)になります。
ドメイン名/WordPressをインストールしたフォルダ/wp-content/plugins/wordpress-popular-posts/
の中に、ファイルのアップロードを行います。
(※参考:当サイトが使用している「X Server」の場合は、インフォパネルからファイルマネージャを利用して、FTPファイル転送を行っています。)
5 以上で、「WordPress Popular Posts」の日本語化が完了しますが、日本語化されているか確認を行う為に、次の項目で「起動」を行って下さい。
「WordPress Popular Posts」設定画面の起動方法
●インストールが完了すると以下画像のように、管理サイドメニューの「設定」の中に、「WordPress Popular Posts」の項目が追加されますので、クリックを行って設定画面の起動を行います。
「WordPress Popular Posts」統計の設定
●この「統計」では、各タブをクリックすると、あなたのブログで「今日」「今週」「過去30日」又は「累計」(本プラグインを導入してから今まで)の中で、どれが一番人気のある記事なのかをランキングで、見ることができます。
●そして、最初のタブでは、以下のように「コメント数順」「View数順」「1日平均観覧数の多い順」の、3つの中から選択をする事が出来ます。
●その横の、「post,page」は、「記事」と「固定ページ」の事を意味しています。
post = 記事ページ、page = 固定ページです。
●「上限」の所は、表示させたい人気記事ランキングの、数を指定する事ができます。
(※写真のように12を入力した場合は、12記事のランキングが表示されます。)
「WordPress Popular Posts」ツールの設定
サムネイルの設定
●ここでは、「サムネイル」に関する設定をする事が出来ます。
●「初期サムネイル」は、「アップロードサムネイル」をクリックして、画像のような「No Thumbnail」ではなく、任意の画像を指定する事が出来ます。
そして、画像を指定する場合は、サイトを代表する画像又は、アイキャッチ画像を指定すると良いでしょう。
●「画像を選ぶ」は、デフォルト設定で「注目の画像」となっていますが、つまり「アイキャッチ画像」となっていますので、そのまま変更する必要は無いと思います。
●「Responsive support」も、デフォルト設定のまま、「使用不可」にしておきます。
この部分は、「使用可能」を選択して設定を有効にすると、イメージタグの「高さ」と「幅」の属性が削除されてしまいますので、デフォルト設定のまま、「使用不可」にしておきましょう。
●「空の画像キャッシュ」は、WPPのサムネイルキャッシュを消去する場合に、このボタンを使用します。(※WPPは、「WordPress Popular Posts」頭文字の略語です。)
●「適用」をクリックして「サムネイル」設定の保存が出来ます。
データの設定
◆ここでは、「データログ」や「キャッシュ」等の、5項目を設定する事ができます。
●「logから見る」は、以下のプルダウンメニューの中から選択する事ができます。
1 「訪問者のみ」 ⇒ 用語の通り、訪問者のみをカウントして、記録を行います。
2 「ログインユーザーのみ」 ⇒ ログインユーザーのみをカウントして、記録を行います。
つまり、会員向けのサイトなどで、ログインしているユーザーのみカウントしたい場合に、利用する事が出来ます。
3 「だれでも」 ⇒ 用語の通り、全てのアクセスをカウントして、記録を行います。
尚、この中には、管理者も含まれますので、管理者を含みたくない場合は「訪問者のみ」選択して下さい。
●「Log limit」は、ログを保存する期間の「制限」を行う事が出来ます。
1 「使用不可」を選択すると、ログを保存する期間の制限を行いません。
つまり、全ての期間のログを記録します。
2 「Keep data for」を選択すると、以下のように「ログを保存する期間」の日にちを数字で指定を行う事ができます。
●「Ajaxifyウィジェット」
「Ajaxifi」を使用している、WPスーパーキャッシュ等のプラグインキャッシュ(ウィジェット)を使っている場合は、この機能を「使用可能」にして有効にすると、キャッシュされてから、人気リストを保持します。
※「Ajaxifyウィジェット」を使用していない場合は、「使用不可」のままで良いでしょう。
●「WPPキャッシュ有効期限ポリシー」
「WPPキャッシュ有効期限ポリシー」は、デフォルト設定では「決してキャッシュしない」の設定になっています。(※通常は「決してキャッシュしない」の設定のままでOKです。)
尚、「キャッシュを有効にする」を選択すると、以下のように、リフレッシュキャッシュごとに時間を指定する事ができますが、画像の補足説明にもあるように、トラフィックの多いサイトで数十万~数百万PVもあるようなサイトの場合は、この項目を有効にします。
●「データサンプリング」は、データベースの書き込み設定を行う事が出来ますが、小規模、中規模サイトの場合は「使用不可」のままで良いでしょう。
尚、大規模トラフィックサイトで、データベースへのパフォーマンスに影響があるような場合には、「使用可能」を選択します。
その他の設定
●ここでは、人気記事リンクの窓の開き方と、CSS設定を行う事ができます。
尚、通常は、画像のようにデフォルト設定のままで、良いでしょう。
●「リンクを開く」の所は、「現在のウィンドウ」又は「新しいタブ/ウィンドウ」の、どちらかを選択する事ができます。
●「プラグインのスタイルシート使用」
プラグインのスタイルシート(CSS)の使用を指定する事ができます。
デフォルト設定では「使用可能」になっていますので、ご自分で独自のスタイルシート(CSS)を適用させたい場合は、「使用不可」を選択して下さい。
●「空のキャッシュ」 ⇒ このボタンを使用して、WPPのキャッシュのみから、手動でエントリーをクリアーする事ができます。
尚、このボタンでクリアーを行った場合は、蓄積データだけが残ります。
●「全てのデータをクリア」 ⇒ このボタンを使用して、手動で「全て」のWPPのデータテーブルから、エントリーをクリアする事ができます。
「パラメーター」の設定
●「パラメーター」設定の、最初の補足文章を翻訳すると、「wpp_get_mostpopular()テンプレートタグ、または[WPP]ショートコードのいずれかを使用する場合は、次のパラメータを使用すると、「人気記事」のリストをカスタマイズする事ができます。」
と、書いてあるのですが、この内容が理解できる人以外は、何も設定する項目はありません。
「WordPress Popular Posts」このプラグインについて
●「このプラグンについて」
このタブでは、「WordPress Popular Posts」のバージョンと、変更された内容の概要が書かれています。
以上、ここまでの設定が全て確認できた所で、あとは、「サイドバー」または「フッター」にウィヘットの設置を行えば、人気記事のランキングが指定した箇所に表示されるのですが、
「ウィジェット」の方にも具体的な設定項目があるので、この後は「ウィジェットの設置方法」についても解説していきたいと思います。
「WordPress Popular Posts」ウィジェットの設置方法
◆まずは、最初に管理サイドメニューの「外観」の中の「ウィジェット」を選択した後、利用できるウィジェットの中から、「WordPress Popular Posts」を選択して、任意のサイドバー又はフッターにドラッグして挿入を行います。
その後、挿入したウィジェットの「▼」をクリックして開くと、以下のような画面が開きます。
上から順番に説明を行っていきますが、
1 「タイトル」の所には、ウィジェットに表示させたい、文字(テキスト)を入力します。
2 「投稿」の所は表示させたい人気記事の数を指定する事が出来ます。
3 「並べ替えの記事」は以下画像のように、「コメント」「総観覧数」「1日の平均観覧数」の中から、選択を行う事が出来ます。
4 「フィルタ」は、以下画像にように「過去24時間」「過去7日間」「過去30日間」「累計」の4種類から選択を行う事ができます。
5 「投稿タイプ」は、post=「記事」と、page=「固定ページ」を、指定する事ができますが、人気記事のランキングですので、画像のように「page」とだけ入力されていれば良いでしょう。
6 「投稿(複数の)ID(複数)を除外する」には、人気記事ランキングから除外したい記事のIDを指定する事が出来ます。
尚、投稿ID(記事ID)の調べ方は、以下の通りです。
※記事IDの調べ方は、WordPressのサイドメニュー「投稿一覧」から、個別記事タイトルにカーソルを合わせると、画面最下部にURLが表示されるようになっています。
そして、下記サンプルのようにpost(記事)= 数字の部分(=記事ID)に書かれた数字のみを控えて入力すれば、設定を行う事ができます。
7 「カテゴリID」と「作者名ID」については、通常は入力する必要は無いと思いますので、空欄のままで良いでしょう。
ちなみに、「カテゴリーID」は、管理サイドメニューの「カテゴリー」から、記事IDと同じようにカーソルを合わせると、下部のタスクバーに「ID=数字」として、番号が表示されるようになっています。
そして、「作者名ID」は、管理サイドメニューの「ユーザー」から「ユーザー一覧」を選択すると、確認する事ができます。
「WordPress Popular Posts」ウィジェットの設置方法(投稿の設定)
◆次に、人気記事ウィジェットの下半分の箇所を説明していきます。
1 「投稿の設定」は、「短縮タイトル」「記事の要約を表示する」「投稿のサムネイルを表示」の、チェックボックスをそれぞれに、選択するする事ができます。
それと、サムネイルの大きさを、定義された固定サイズもしくは、任意のサイズで指定する事が出来ます。
※尚、この部分は設定を行ってから、実際に設置されたウィジェットの画面を見ながら、調整を行うと良いでしょう。
2 「統計用タグ設定」は、「コメントを表示する」「観覧回数を表示する」「作者名を表示する」「日付を表示する」「カテゴリ表示」5種類の、チェックボックスをそれぞれに、選択するする事ができます。
3 「HTMLマークアップ設定」の所は、独自のマークアップを使用する事が出来ますが、通常はデフォルト設定のまま、チェックは行わずに使用を行えば、まず問題ないと思います。
『WordPress Popular Posts』人気記事を表示する設定方法と使い方!WordPress プラグインまとめ
さて、『WordPress Popular Posts』の人気記事を表示させる為の設定を、いくつか解説させて頂きましたが、設定を行った内容によっても、かなり見た目が変わってくると思いますので、人気記事に読者を呼び込む為の「ウィジェット」を挿入する位置や、「サムネイルの大きさ」など、実際に色々と試してアクセス数を見ながら、調整をして運用して頂けたらと思います。