「Google アナリティクス」の導入手順と初期設定方法

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「Google アナリティクス」の導入手順と初期設定方法

この記事の目次

「Google アナリティクス」の導入手順と初期設定方法

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Google アナリティクス(Analytics)とは

Google アナリティクス(Analytics)とは、検索エンジンの「Google」が、個人でも「ウェブ解析」が行えるように、無料で提供配布している、高性能・多機能なスタンダード版のウェブアクセス解析ツールです。

そして、実はその他にも、「GoogleアナリティクスPremium」という、更に機能を拡張した有料のプレミアム版もあります。

Google アナリティクス(Analytics)は、「ウェブアクセス解析」の「レポート機能」を利用する事で、各期間別の「インテリジェンス イベント」や、リアルタイムの「アクティブユーザー数」「国や地域」「トラフィック」、そしてユーザーの「年齢」や「性別」など、あらゆる解析情報を、各「グラフ」や「統計の数値」で見る事ができます

それ以外にも、Google アナリティクスでは、「広告の投資収益率の測定」や、「Flash」、「動画」、「ソーシャル ネットワークのサイト」や、「アプリケーション」のトラッキングが可能です。

Googleアカウントの作成方法

まずは、「Google アナリティクス」を利用して設定を行うには、「Googleアカウント」が必要になりますので、お持ちで無い方は、こちら「googleアカウントの作成」からアクセスを行って、以下の手順で登録を行って下さい。

※「Googleアカウント」を取得するまでの大きな流れは、以下の通りになります。

1 Googleアカウント作成ページにアクセス

2 登録に必要な情報を入力後に「次のステップ」をクリック

Googleアカウントの作成画面

Googleアカウント」必要情報の入力

●「名前(性・名)」 ⇒ 名前を「」「」の順に、「日本語」又は「英語」で入力を行います。

●「ユーザー名を選択」(現在のメールアドレス) ⇒ 現在使用している「Gmail」アドレスのユーザー名を、半角の英数字(その他「.」(ドット)のみ使用可能。)で入力します。

尚、入力を行う際は、「@gmail.com」よりも前の部分を入力して下さい。

※既に他の人が使用している「ユーザー名」は、利用できませんので注意してください。

●「パスワードを作成」 ⇒ 任意のお好みの「パスワード」を入力する事ができます。

●「パスワードを再入力」 ⇒ 先ほど入力した「パスワード」を再入力して下さい。

●「生年月日」 ⇒ あなたの生年月日を「」「」「」の順に入力して下さい。

●「性別」 ⇒ あなたの「性別」を、プルダウンメニューから選択して下さい。

●「携帯電話」 ⇒ あなたの「携帯電話の番号」を、日本の国番号である「+81」を消さずに入力して下さい。(例:+8109012345678)

●「現在のメールアドレス」 ⇒ 「現在のメールアドレス」を入力して下さい。

現在の時点で、ご自分が受信可能なメールアドレスを、「固定メール」又は、「フリーメール」又は「携帯メール」などの中から、1つ選択して入力して下さい。

●「デフォルトのホームページ」 ⇒ 「google をデフォルトのホームページに設定」する場合は、チェックボックスチェックを入れます。

●「国/地域」 ⇒ あなたの「国/地域」を入力します。

上記全ての項目の入力が完了したら「次のステップ」をクリックして下さい。

Google プロフィール作成の確認

ここでは、ご自分が使用したいプロフィール写真に、「写真を追加」をクリックして登録する事ができます。

写真を追加」する場合は画面の作業手順に従い、使用したい「写真をアップロード」して下さい。

尚、プロフィール情報はいつでも変更できます。

Google アカウントの登録完了

以上、全ての情報入力と設定を行えば、Googleアカウントの作成及び登録が完了します。

「Google アナリティクス」導入手順と初期設定方法

1 「Googleアカウント」を取得後、「Google アナリティクス公式サイト – ウエブ解析とレポート機能 」へアクセスして「ログイン」を行います。

尚、「Googleアカウント」をお持ちで無い方は、「アカウント作成」をクリックして、先の手順を参考にして、「Googleアカウント」の作成を行って下さい。

「Google アナリティクス」導入手順(ログイン又はアカウントを作成)

2 「ログイン」が完了したら、画面の案内に従い、「Google Analitics」の新しいアカウント取得の為に、必要情報を入力します。

「Google アナリティクス」導入手順(情報入力画面)

Google Analitics「新しいアカウント」の入力手順

●トラッキングの対象 ⇒ 「ウェブサイト」又は「モバイルアプリ」どちらか、該当の対象を選択します。(※通常は「ウェブサイト」を選択します。)

アカウントの設定

アカウント名 ⇒ 「Google Analitics」を利用する際に使用する、ご自分でわかりやすい名前(アカウント名)を入力して下さい。

●プロパティの設定

ウェブサイトの名前 ⇒ ウェブ解析を行いたい「Webサイト名」を入力して設定を行います。(※実際のウェブサイト名と同じ名前で、入力する事をお勧めいたします。)

ウェブサイトの URL ⇒ ウェブ解析を行いたい「Webサイトの URL」を入力して設定を行います。

業種 ⇒ プルダウンメニューの中から、最も近いと思われる「業種」を選択します。

レポートタイムゾーン ⇒ 「Google Analitics」を利用される「」、又はお住まいの「」を選択して下さい。(※日本国内で使用する場合は、「日本」を選択します。)

以上、全ての必要情報の入力設定を行ったら、「トラッキングIDを取得」をクリックして下さい。

「トラッキングIDを取得」ボタン

その後、表示される「利用規約」に同意を行えば、「Google アナリティクス」の登録が完了します。

「Google アナリティクス」トラッキングコードの取得と記載方法

「Google アナリティクス」トラキングコードとは

Webサイトへの訪問者(ビジター)のデータを取得して、アクセス解析をする為に各ページに埋め込まれるコード(JavaScript トラッキング コード スニペット)の事を言います。

つまり、「アクセス解析」を行う為の、小さな専用プログラムの事を「トラッキングコード」と言います。

尚、このトラッキングコードは単に「タグ」と呼ばれる事もあり、直接「HTMLタグ」をWebページのスタイルシートへ記載する事で、その機能(プログラム)を利用する事ができます。

Google アナリティクス「トラッキングID」の確認方法

トラッキングID」の確認は、「Google アナリティクス」の管理画面から、「管理」⇒「プロパティ設定」の順に選択を行えば、見る事ができます。

Google アナリティクス「トラッキングID」の確認方法

Google アナリティクス」トラッキングコード(JavaScript トラッキング コード スニペット)の取得方法

Google アナリティクス」の管理画面から、「管理」⇒「プロパティ設定」⇒「トラッキングコード」を選択します。

すると、以下のように「トラッキングID」と共に、「トラッキングコード」が表示されます。

トラッキングコード(JavaScript トラッキング コード スニペット)の取得方法

「Google アナリティクス」トラッキングコードの記載方法

まず、トラッキングコードの設定を記載する方法は、「静的なウェブサイト」のページか「動的なウェブサイト」のページかによって、その記載方法が違います。

「静的なウェブサイトのページ」と「動的なウェブサイトのページ」の違い(簡易説明)

動的なウェブサイトのページ」とは、「WordPress」で作成したサイトのように、表示するタイミングで作成表示されるページの事です。(※以下の図を参考にして下さい。)

つまり、記事を観覧するユーザーがリンクをクリックしてアクセスした時に初めて、「サーバー上のデータ」と「データベース上のデータ」が読み込まれて、初めて完全なページ(記事)の状態で表示されます。

静的なウェブサイトのページ」の場合は、作成されたページが直接そのまま表示されます。

Wordpressの投稿記事を表示する「動的ページ」の仕組み!(解説図)

「静的なウェブサイト」の場合

静的なウェブサイト」でデータ収集するには、アナリティクス・トラッキングコードをコピーし、トラッキング対象の全てのウェブページのソースコードに、貼り付ける必要があります。

手順1 プロパティのトラッキングコード(JavaScript トラッキング コード スニペット)を編集せずに、そのままコピーします。

手順2 トラッキングの対象にするサイトの、各ウェブページの </head> 終了タグの直前に、トラッキングコードを貼り付けます。

「動的なウェブサイト」の場合

手順1 プロパティのトラッキングコード(JavaScript トラッキング コード スニペット)を編集せずに、そのままコピーします。

手順2 トラッキング コード スニペットを独自のインクルードファイルに貼り付けてから、ページヘッダーに挿入します。

以上で、トラッキングの対象にするサイトの、各ウェブページの </head> 直前に、トラッキイングコード(スニペット)が表示されるようになります。

「WordPress」で「トラッキングコード」を貼り付ける場合の具体例

WordPress」をお使いの場合は、お使いのテーマ(テンプレート)の「ヘッダー(header.php)」の中に、コピーした「トラキングコード」を貼り付け(ペースト)します。

ヘッダー(header.php)」ファイルへは、WordPressの管理メニューから、「外観」の中の「テーマの編集」を選択すると、右側のリストの中に表示されます。

「WordPress」で「トラッキングコード」を貼り付ける場合の具体例(テーマヘッダー)

そして、「トラキングコード」を貼り付ける箇所は、<head>から</head> と記述してある部分を探して、その間の </head> 直前へ貼り付けを行います。

</head> 直前への貼り付けは、「Googleのアナリティクス ヘルプ」により推奨されています

warning-caution-icon 注意!この方法は、既に「WordPress」で他の使用テーマ(テンプレート)や、プラグインなどで設定を行っている場合は、追加して記載する必要はありません

ご利用の環境に合わせて、設定を行いましょう。

Google アナリティクス」トラッキングコード設置の確認方法

Google アナリティクス」の管理画面から、「管理」⇒「プロパティ設定」⇒「トラッキングコード」を選択します。

そして、表示された「トラッキングID」右横の「ステータス」の下、「テストトラフィックを送信」をクリックすると、確認を行う事ができます。

トラッキングコード設置の確認方法

以上で、「Google アナリティクス」を導入する為の、手順と初期設定が一通り完了します。

「Google アナリティクス」で自分の内部アクセスを除外する方法

Googleアナリティクスで自分の内部アクセスを除外する方法」については、こちらGoogle アナリティクスで自分の内部アクセスを除外する方法 の記事を参考にして下さい

「Google アナリティクス」の導入手順と初期設定方法のまとめ

さて、「Google アナリティクス」の導入手順と初期設定方法について、解説をさせて頂きましたが、設定は順調に出来ましたでしょうか?

今回の手順の中で、初心者の方が一番難しいと思われるのは、恐らく「トラッキングコード」の貼り付け方について、なのではないかと思います。

尚、記事中の解説途中でも少し申し上げましたが、「WordPress」でトラッキングコードの設定を行う場合は、ワードプレスプラグインの導入、又はSEO対策施策済のテーマ(テンプレート)を使用する事で、その手順を省略する事ができます。

ワードプレスプラグイン」については、『All in One SEO Pack』初期設定方法と使い方~SEO対策に必須のWordPressプラグイン 、「SEO対策施策済のテーマ(テンプレート)」については、ワードプレスで日本語の無料おすすめテンプレート・テーマ「Simplicity2」導入の感想まとめ 、の記事を掲載していますので、そちらを参考にして頂けたら良いと思います。

ちなみに、「All in One SEO  Pack」はWordPressを使用される方には、記事タイトルの通り「必須」とも言えるプラグインですので、まだ導入されていない方は、ぜひインストールを行って設定される事を、おすすめ致します。

Simplicity」については、当サイト自体のテーマが「Simplicity」を使用して構築されたデザインになっていますので、参考になさってみてください。

トラッキングコード」の設定に関しては、「All in One SEO  Pack」「Simplicity」どちらでも行えるようになっています。

但し、どちらか片方で設定を行えば、「トラッキングコード」を重複して登録する必要はありませんので、覚えておくと良いです。

最後までお読みいただき、有難うございました。

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