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Google アナリティクスで自分の内部アクセスを除外する方法
「Google アナリティクス」の導入手順が完了した時点で、必ず行っておきたいのが、自分の内部アクセスを統計から除外を行う設定です。
この除外設定を行わないと、せっかく高性能・多機能な「ウェブアクセス解析」を行う為に導入した「Google アナリティクス」が、十分な性能が発揮できないという事になってしまいます。
そして、今回は数ある「自分の内部アクセス除外方法」の中から、「IPアドレス」を指定して「Google アナリティクス」のフィルターを利用して設定を行う方法について、最初に解説を行っていきます。
自分のIPアドレスの確認方法(Windows 7 の場合)
手順1 Windows 7 「スタートメニュー」の検索ボックスに、「cmd」シーエムディーと入力します。(※「cmd」=コマンドの事。)
手順2 以下のように「コマンドプロンプト」のアイコンが表示されますので、クリックして起動を行ってください。
手順3 「コマンドプロンプト」が表示されたら、以下のように「ipconfig」(アイピーコンフィグ)と入力してください。
手順4 表示された画面の中の、「IPv4 アドレス」右横の値が、あなたの固有の「IPアドレス」になりますので、何かに番号を控えて覚えておきましょう。
自分のIPアドレスの確認方法(Windows 8 の場合)
手順1 デスクトップ画面から画面右側のに表示されるチャームを開き、歯車アイコン「設定」⇒「コントロールパネル」をクリックします。
手順2 表示された「コントロールパネル」の中の、「ネットワークとインターネット」の文字のすぐ下「ネットワーク状態とタスクの表示」を選択します。
尚、表示されなていない場合は、画面右上の「表示方法」のところを「カテゴリー」に変更して表示させて下さい。
手順3 次に表示された画面左の、「アダプターの設定の変更」を選択します。
手順4 現在接続中の、ネットワークアイコンが表示されますので、IPアドレスの確認を行いたいアイコンの上で「右クリック」を行って表示される項目の中の「状態(U)」を選択します。
手順5 次に表示された状態の画面の中の「詳細(E)」をクリックします。
すると、「ネットワーク接続の詳細」の中に、「IPv4 アドレス」の項目がありますので、その右側に表示されているのが、固有の「IPアドレス」になります。
Google アナリティクスの「フィルター」機能を利用して自分の内部アクセスを除外する方法
手順1 まずは、「Google アナリティクス」にログインを行って、管理メニューの「管理」から「すべてのフィルター」を選択してから「+フィルターを追加」をクリックします。
手順2 以下の「ビューにフィルタを追加」の画面が表示されます。
手順3 フィルタ情報の中の「フィルタ名」に、任意のご自分で分かりやすい名前を入力して下さい。(※先の画像を参考にして下さい。)
手順4 フィルターの種類のところの「定義済み」を選択します。
手順5 その下の設定を、「除外」「IPアドレスからのトラフィック」「等しい」を選択します。
手順6 指定したいご自分の「IPアドレス」を入力して下さい。
手順7 「ビューにフィルターを使用」のところの、「使用可能なビュー」の下の文字、「すべてのウェブサイトのデータ」をクリックします。
そして、「追加」をクリックして、右側の「選択したビュー」の中に、「すべてのウェブサイトのデータ」の文字を移動して追加させます。
手順8 最後に、「保存」ボタンのクリックを行って、IPアドレス除外フィルターの設定が完了します。
「Google アナリティクス オプトアウト」を利用してIPアドレス除外の設定を行う方法
参考までに「その他の方法」として、Google アナリティクス オプトアウト アドオンのダウンロード ページ – Chromeにアクセスを行うと、「Google アナリティクス オプトアウト」のプログラムをダウンロード後インストールを行って、IPアドレス除外の設定を行う事もできますが、この「Google アナリティクス オプトアウト」を使用して設定を行うと、自分のアクセスがカウントされなくなるのと同時に、自分以外のサイトにアクセスを行った際にもカウントされなくなりますので、その事を承知の上でインストールを行って設定を行う必要があります。
そして、この「Google アナリティクス オプトアウト」は、各ブラウザごとに設定を行う必要がありますので、Google アナリティクスの「フィルター」機能を利用して自分の内部アクセスを除外する方法と比較すると、ややデメリットのある方法と言えるかもしれません。
「Google アナリティクス オプトアウト」のプロフラムを利用して設定を行われる際には、各ブラウザに表示される画面案内のウィザードに従って、設定を行ってください。
Google アナリティクスで自分の内部アクセスを除外する方法のまとめ
今回説明を行った手順の内容は、Google アナリティクスで自分の内部アクセスを「フィルター機能」を利用して除外する方法をメインに解説させて頂きましたが、自分のアクセス除外設定は「Google アナリティクス」の本来の利用目的を踏まえたうえで、ひとつだけ設定を行えば十分だと思いますので、それぞれの利用環境に合わせて設定を行って頂けたら良いと思います。