今回は、オススメのボリュームペダル・エクスプレッションペダルをご紹介いたします。
まずは予備知識として『ボリュームペダル』と『エクスプレッションペダル』の違いについてお話しします。
この記事の目次
「ボリュームペダル」と「エクスプレッションペダル」の違い
ボリュームペダル
●使い方は、エレキギター等のエフェクターと同じように楽器(例:ギター)とアンプの中間にケーブルで直列に接続して使用します。
ボリュームペダルの機種によっては、抵抗値【Ω】(インピーダンス)の違うモデルが有ります。
(※インピーダンスの単位【Ω】はオームと読み、電気抵抗で使用される単位です。)

現在、BOSSの BOSS ボリューム・ペダルフット・ボリューム FV-500L や BOSS ボリューム・ペダルフット・ボリューム FV-500H
は、Lがローインピーダンス、Hがハイインピーダンスの2種類あり、使用する楽器に合わせたモデル選択が可能となっています。
◆ BOSS FV-500L (ローインピーダンス)
◆ BOSS FV-500H (ハイインピーダンス)
BOSS:メーカーサイト https://www.boss.info/jp/products/fv-500h_500l/
エクスプレッションペダル
●具体的には、Cubase や Studio One、Logic Pro X などの DAW (Didital Audio Workstation) を起動したパソコンに接続されたキーボードで、Midi音源のモジュレーションをコントロールする場合、この『エクスプレッションペダル』が接続され使用されます。
それと、モジュレーションとはMIDI規格で定められているコントロールチェンジの種類の一つで、この『エクスプレッションペダル』は、キーボード等に装備されているモジュレーションホイールと同じ役割を果たします。
よって、『エクスプレッションペダル』を足で操作する事で、片手がモジュレーションホイールから解放する事が出来るわけです。
これは便利!ニャ
KORG ( コルグ ) / XVP-20 ボリュームペダルを買って実際に使ってみた
●使い方はパソコンに接続したキーボードに、このペダルをエクスプレッションペダルとして使用しています。
●使用しているキーボードは Native Instruments S-シリーズキーボード KOMPLETE KONTROL S61 MK2 です。
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接続方法は、エクスプレッションペダルとして使用しているので、直接MIDIキーボードへ接続します。(KORG エクスプレッション/ボリューム・ペダル XVP-20を購入すると接続用の専用ケーブルが一緒に同梱されてきます。)
KORG ( コルグ ) / XVP-20 ボリュームペダルを選んだ理由
① 見た目がかっこいい!(モチベーションが上がるので、私としてはけっこう重要。)
② 大きさと重量(重さ)がけっこうあるので足の安定感が期待できる。
●大きめのスリッパを履いた状態でペダル操作しても、足の安定感が非常に有り、ペダルがどこかへ移動してしまうような心配もなく、演奏に集中出来ます。
③ エクスプレッションペダルとして操作を行った時に、奥行寸法が長い【268(D)mm】なので微妙なペダル操作でも足で調整可能だと判断して選びました。
既に3か月ほど使用していますが、バイオリン等のオーケストラ音源のモジュレーションとして音量調節しても、違和感なくスムーズに反応してくれます。(※モジュレーションの値は、0~127で行います。)
KORG ( コルグ ) / XVP-20 ボリュームペダルの仕様と特徴
● XVP20 は、2系統のインプット/アウトプットと1系統のエクスプレッションを装備しています。
その他にも、ペダルで操作できるボリュームの範囲を調整するミニマム・ボリュームを装備しており、ペダル自体の動作トルクもトルク調整ネジで可能な為、演奏スタイルに合わせて微調整する事が出来ます。
なので、ギターでエフェクターと同じように直列でケーブル接続して『ボリュームペダル』としても使用出来ますし『エクスプレッションペダル』としても、KORG エクスプレッション/ボリューム・ペダル XVP-20 は、両方どちらでも使用出来るようになっています。
正直言ってお値段の方はそれなりにしますが、1台で両方の使い方が出来るのはお値段以上の価値は存分に有ると思います。
● XVP20 の本体は頑強なアルミボディー。
● 入力インピーダンス:50k~100k【Ω】
● 付属品:EXPRESSION PEDAL 端子専用ステレオ・ケーブル
※詳しくは、メーカー:KORG のホームページをご参照ください。以下にリンクを貼っておきますね。

オススメのボリュームペダル・エクスプレッションペダルはコレだ!のまとめ
今回、ご紹介したペダルは『ボリュームペダル』と『エクスプレッションペダル』の両方で使えるので、ギターもキーボードも両方弾けるという方には是非オススメしたいモデルですね。
おすすめする理由や使用感が少しでも伝り、これから購入を検討している方の参考に少しでもなれば幸いです。
最後までお読みいただき有難うございました。良いミュージックライフを♪