ゲーミングPCパーツをマザーボードごと交換した記録とBIOS設定のまとめ記事です。

※Skyrim SE プレイ中の画面
今回、PCパーツを交換したのは、10年近く使い続けたパソコン。
まずは、交換前のスペックを参考程度にご紹介。
(※本記事は、私的忘備録メモを兼用して書いています。ご了承ください。)

箱体はミニタワー型で、ゲーミングPCで有名なドスパラの「GALLERIA」ガレリアシリーズ。当時としてもかなりスタンダードなシリーズで購入。
中身のスペックは、

この記事の目次
- 1 Skyrim SE (The Elder Scrolls V) Full modded Opening Scene – スカイリムSE・オープニングシーン(全448MOD導入後)YouTube
- 2 マザーボードを交換する際の注意点
- 3 マザーボード
- 4 グラフィックスボード
- 5 CPU
- 6 CPUクーラー
- 7 メモリ
- 8 電源ユニット
- 9 ①最初に使用したいCPUを決める。
- 10 ②使用したいGPU(グラフィックスボード)を決める
- 11 ③電源ユニットの容量を計算して決める
- 12 ④CPUクーラーを決める
- 13 メモリの種類と容量を決めよう
- 14 マザーボードを交換する際に注意して行った事
- 15 全パーツ交換が終わった後に行う作業について
- 16 TUF GAMING B460-PLUS のBIOS設定について
- 17 パソコンが最小単位の構成で正常に起動出来た後の作業
- 18 まとめ
Skyrim SE (The Elder Scrolls V) Full modded Opening Scene – スカイリムSE・オープニングシーン(全448MOD導入後)YouTube
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この動画はオープニングシーンとキャラクターメイキングシーンのみです。
マザーボードを交換する際の注意点
現在使用しているパソコンのマザーボード交換をする場合、まずはWINDOWSのOSを継続して利用する為の、事前準備が必要となる。
という事で今回私が、参考にさせて頂いたサイトがコチラ。
マザーボードを交換してもOSは継続して利用可能
概要:交換前の準備からパーツ交換、交換後のライセンス紐づけからアカウント認証などについて非常に分かりやすく書かれています。

マザーボード
ASUS Intel B460 搭載 Socket 1200 対応 マザーボード TUF GAMING B460-PLUS【 ATX 】
メーカーサイト:TUF GAMING B460-PLUS | マザーボード | ASUS 日本
グラフィックスボード
ZOTAC ゾタック GAMING GeForce RTX 2070 SUPER MINI グラフィックスボード VD7074 ZT-T20710E-10M
CPU
INTEL CPU BX8070110900K Core i9-10900K プロセッサー 3.7GHz 20MB キャッシュ 10コア 日本正規流通商品
CPUクーラー
CPUクーラー 虎徹 Mark II
メモリ
CORSAIR DDR4-3200MHz デスクトップPC用 メモリ Vengeance LPX シリーズ 64GB [32GB × 2枚] CMK64GX4M2E3200C16
電源ユニット
Cooler Master V1200 Platinum 1200W PC電源ユニット 80PLUS PLATINUM 7年保証 PS443 RSC00-AFBAG1-JP

以上で、ほぼ一通り全てのパーツを用意できた訳だが、ただ適当にパーツを選んだ訳ではありません。
①最初に使用したいCPUを決める。
マザーボードには、CPUを搭載する為の対応するソケット形状が決まっている為、CPUを決める事でおのずとマザーボードの選択肢が決まってくる。
という事で今回選んだのがコチラ
選択する上で
今回、元となる旧パソコン「ガレリア」の箱体に、綺麗にスッポリ収るサイズなのでASUSの「TUF GAMING B460-PLUS」は非常に良い。

②使用したいGPU(グラフィックスボード)を決める
やはり基準となるのは、グラフィックスボードに搭載されているメモリの容量。
「GeForce RTX 2080 ti」の場合は11GBもある。
記事を書いている現在、GeForce RTX 3080 等も発売されているが(コチラは10GB)メモリ容量もあるが値段も高い。
という事で、コスパも良く値段が手頃でしかも売れ筋の商品。
「ZOTAC ゾタック GAMING GeForce RTX 2070 SUPER MINI」を選んだ。
もう一つ、これを選んだ理由は
③電源ユニットの容量を計算して決める
グラボを含め電気容量が上がったので、それに合わせて電源ユニットを交換する必要がある。
今回、容量を計算する為に参考にさせて頂いたサイトがコチラ。
※他にも同じようなサイトは有ったが、計算方法はほぼ同じでした。
計算した結果、1200ワット[W]の電源ユニットになりました。
大は小を兼ねる♥

ここまで決まれば、残りのパーツは順番問わずに決めれます。
④CPUクーラーを決める
基本的にタイプとして「空冷」と「水冷」の2種類があるが、今回選択したのは最も一般的に多い「空冷式」。
理由は、水冷にした場合パイプから「冷却水」が漏れてトラブルの原因になる可能性があるからだ。
という事で、私としては可能性がある限り「水冷」は却下。
今回の場合「水冷」を選択しても、タイプとしては「簡易水冷」というものになる。
仮に「本格水冷」にした場合、部品数が増える為、水漏れのリスクも増えると言われている。
ここで実際、今回のパーツと共に交換したCPUクーラーを使用して計測した、CPU温度の結果についてお話しします。
PC版のゲーム「Skyrim SE」でMODを多数導入し「ENB」も導入してプレイした結果です。

※CPUの温度計測に利用したのは「Core Temp」というフリーソフト。
ご興味のある方は、ダウンロードして使ってみて下さい。
上の写真が実際に「スカイリム」をプレイした時の記録画像。
※画像をキャプチャーする際にプレイ画面を閉じている為、負荷の数字が小さくなっているが、今回は温度の「最大」と書いてある部分を見て欲しい。
※「Core i9-10900K」は10コアなので、CPU10個分が表示されています。
CPUの温度について
さて、巷(ちまた)のゲームプレイでは、CPUの温度が80度を超える事も珍しく無いそうだが、当然CPUの寿命等への影響はあると思われる。
それと当然、季節や部屋の温度などによっても違うが、ゲームタイトルが違う場合でも変わる。
「FALLOUT4」だと環境によっては、もう少し温度が上がるかもしれない。
(※プレイされる方は是非チェックしてみて下さい。)
しかし、
温度計測してみて常時100度近くを超えるようなら、何か問題が起きている可能性があるので、何か対策をする必要があるでしょう。
CPUクーラーを取り付ける時の注意点
今回購入した、空冷式のCPUクーラーを取り付ける際に、CPUとクーラーが接触する面に「CPUグリス」を塗るのですが、消耗品の「CPUグリス」は高伝導の物を使用しました。
あえて品番は書きませんが、私はハイエンドPCになるほど気を使った方が良い部分だと思います。(※CPU温度に直接影響してきます。)
他のパーツに比べ値段も高くなく、長年にわたり触らず酷使する部分なので高伝導で品質の良いものを使ってあげたいですね。
それと注意点を一つ
最初、CPUクーラー底面(CPUと接触する所)の金属部分に、透明な保護膜のビニールが貼ってあるので、取付ける時には忘れず必ず剝がしましょう。
メモリの種類と容量を決めよう
メモリの種類はDDR4で決まっているが、今回ここで言うメモリの種類とは周波数の事。
今回、購入したのが CORSAIR の「DDR4-3200MHz」なので、メモリとしては結構良い物を選んだのかな。
なので、今後メモリを増設する際は、同じ周波数の物を選ぶこととなる。
(※違っても動作はするが、同じメーカーの同じ物を取付けるのがベスト。)
通常、メモリは2枚で1組で使用し「デュアルチャンネル」で使用するのが一般的です。(※理由はその方が処理が早いから。)
メモリを2枚差している場合「CPU-Z」というフリーソフトで見ると、デュアルチャンネルで動いているのが分かります。
パソコン全体のスペックと状態を表示してくれるソフトですが、メモリを交換した際にも、ちゃんと動いているかチェックするのに非常に便利。
(※ご興味のある方は是非ダウンロードして使ってみて下さい。)
マザーボードを交換する際に注意して行った事
パソコンケースから部品と配線を外す前に、
後は、マザーボードに付属している「マニュアル」に書いてある接続先の場所を確認しながら、配線を接続してば良い。
※既存の各配線の先のプラスチック部分に、記号が書いて事もあるので見てみて下さい。(※細く小さい配線の場合、懐中電灯の光を当てると見やすくなる。)
全パーツ交換が終わった後に行う作業について
※マルチモニターで2画面や3画面使っていた人は、1画面だけを接続して、USB等もキーボードとマウスだけにしてから、その後電源を入れて起動します。
ある程度の知識も必要となりますが、触る部分はそんなに多くありません。
「これからパーツ交換を自分でしたい。」と、検討している方は、やはり事前に調べて勉強してから作業するようにしましょう。
さて、ここで「BIOS」の設定画面にならない場合は、パーツ交換で何か問題が起きている可能性が有ります。(※再度、チェックしてみてください。)
具体的な原因は、自分が接続した配線が違うかもしれないし、購入した新品の部品自身に不具合があるかもしれない。という事です。
実際に、マザーボードを再度店で交換したら直ったとか、メモリを交換したら直ったとか言う話の記事も目にしたりします。
自分でパーツ交換すれば、値段も安く済みますが、やはりリスクも覚悟して望む必要があるでしょう。
TUF GAMING B460-PLUS のBIOS設定について
正常に「BIOS」が起動すると、こんな感じの画面が表示されます。
※重要で最低限必要と思う部分だけ掲載しています。
(※言語で日本語を既に選択してあるので、写真は日本語になっています。)
まずは、ファンクションキーの「F7」を押して下さい。別の画面に移動します。
※画面右下に「F7」Advance Mode と書いてあると思います。
写真のように「メイン」のタブを選択して、言語で「日本語」を選択して下さい。(※その他の言語も選択できます。)
次に、

その他、時計の時間を合わせて自身で必要と思う項目をチェックしてから、再起動します。
(※時間はWINDOWS起動後に正確に合わせれるので、適当でも大丈夫です。)
(※「BIOS」再起動後にWINDOWSが起動しない場合は、どこかに問題が有ります。再度チェックしてみて下さい。)
TUF GAMING B460-PLUS | マザーボード | ASUS 日本
パソコンが最小単位の構成で正常に起動出来た後の作業
モニター画面が他にもある人は接続し、その他プリンター等のUSB接続の配線を行って完了です。
まとめ
さて、いかがでしょうか?
私の記事が少しでも参考になれば良いのですが。
今回、ほぼ全てのパーツを選んで交換しましたが、現在私の場合は幸い問題は発生していません。
しかし、もし問題が起きた場合、どのパーツで不具合が起きたのか原因を特定するのが非常に大変です。
記事の途中でも書きましたが、メモリが悪いのか、それともマザーボードなのか、それとも配線なのか等々。
やはり、自分でパーツ交換するには、それなりの知識と覚悟が必要そうです。
でも、やはり自分でパーツ交換まで出来ると、完成した時には達成感と満足感が有ります。
「何事もチャンレンジ。知らずしては始まらない。誰でも最初は初心者です。」
という事で。ご購読ありがとうございました。

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